トレーニングを続けていると、少しずつ重量が伸びたり、できる回数が増えたり、自分の身体の変化を感じられるようになります。

そして、トレーニングに慣れてくるほど重要になってくるのが「ギア」の存在です。

トレーニングギアには、ベルト、リストラップ、パワーグリップ、トレーニングストラップ、グローブ、トレーニングシューズなど、さまざまな種類があります。

「本格的にトレーニングしている人が使うもの」というイメージを持っている方もいるかもしれません。

しかし、ギアは単純に重量を伸ばすためだけのものではありません。

トレーニングの「質」を高めるためにも重要な役割を持っています。

■身体を安定させるためのギア

筋力トレーニングでは、狙った筋肉をしっかり動かすことが重要です。

しかし、扱う重量が大きくなってくると、身体の一部が不安定になったり、フォームが崩れたりすることがあります。

例えばスクワットでは、脚の筋肉だけではなく、体幹を安定させながら動作する必要があります。

そこで使用されることがあるのがトレーニングベルトです。

ベルトを適切に使用し、腹圧を意識することで、身体の安定性を高めやすくなる場合があります。

ただし、ベルトを巻けばフォームが完成するわけではありません。

あくまで「安定した動作をサポートする道具」と考えることが大切です。

■「先に疲れてしまう部分」を補助する

ギアが特に役立つのが、鍛えたい筋肉よりも先に別の部位が疲れてしまうケースです。

例えば背中を鍛えるためにローイングを行っているのに、握力が先に限界になってしまう。

この場合、背中にはまだ余裕があるにもかかわらず、手が耐えられないためセットを終了することになります。

そんなときには、パワーグリップやストラップが役立つ場合があります。

握力による制限を減らすことで、背中への刺激に集中しやすくなるからです。

もちろん、握力を鍛えること自体が悪いわけではありません。

重要なのは、「今日は何を目的にトレーニングしているのか」ということです。

背中を重点的に鍛える日なら背中を優先し、握力を鍛える日なら握力を優先する。

目的によってギアを使い分けることで、トレーニングの自由度が高まります。

■安全面でもギアは重要

トレーニングでは、重量が増えるほど身体への負荷も大きくなります。

そのため、適切なギアを使用することは、トレーニング環境を整えるという意味でも重要です。

ただし、「ギアを使えばケガをしない」という意味ではありません。

最も重要なのは、無理な重量を扱わないこと。

そして、正しいフォームを身につけることです。

ギアはあくまで補助。

基本的な身体の使い方を身につけたうえで活用することで、そのメリットをより活かすことができます。

■高価なギアを買えばいいわけではない

トレーニングギアは種類が多く、価格もさまざまです。

しかし、高価なものを揃えればトレーニング効果が大きく上がるわけではありません。

まずは自分のトレーニング内容を見直して、「何に困っているのか」を考えてみましょう。

「手が痛い」
「握力が先に疲れる」
「体幹が安定しない」
「足元が滑る」

このように具体的な問題が見つかれば、それを解決するためのギアを選ぶことができます。

■ギアを味方につけて、トレーニングをもっと快適に

筋トレは、継続することが何よりも大切です。

だからこそ、身体を適切にサポートしながら、快適にトレーニングできる環境を作ることも重要になります。

ギアは「ズルをするための道具」ではありません。

自分の身体をより安定させ、目的とする筋肉に集中し、トレーニングの質を高めるためのひとつの選択肢です。

BOOTY FITNESSでは、お客様一人ひとりの目的や体力に合わせてトレーニングをサポートしています。

「どんなギアを使えばいいかわからない」
「今使っているギアが自分に合っているかわからない」

そんな疑問も、ぜひトレーナーにご相談ください。

正しいトレーニングと、自分に合ったギア。

この2つを上手に組み合わせて、効率的で継続しやすいトレーニングを始めてみましょう!